入店のきっかけをつくる演出
VP(ビジュアル・プレゼンテーション)とは、大きなディスプレイなどのことで、入店のきっかけをつくるための仕掛け。主に新規のお客様の入店を誘導するための演出です。
お客様の回遊を促進する演出
PP(ポイントプレゼンテーション)とはお客様におススメや人気の商品をアピールしお客様の回遊導線を伸ばしてひとつでも多くの商品を見てもらう仕掛けを作ることです。
購入しやすい演出
IP(アイテム・プレゼンテーション)は、商品を手に取りやすくするレイアウトの事です。商品をただ並べるだけではなく、売り場全体がディスプレイとなるような陳列でアピールします。
店舗に来店しても、実際の注文はネット?
お客様に買物を楽しんでもらうお手伝い。店外に出たらスマホを使って注文するより店舗で買っていただく方が増える理由をお伝えしたいです。株式会社アイルインターナショナル は、VMD理論で売り場を改善し、売上アップのお手伝いをしています。
失敗しない売り場改善を提案します
- ショップを開いた(開きたい)のに売り場の作り方がわからない
- 売り場が煩雑になっているので改善したい
- 入店客数、売上を伸ばしたい
- ショーウィンドーがあるのに効果的な運用方法がわからない
- 売り場のイメージを変えたい
- POPの書き方がわからない
- 展示会場の演出方法に悩んでいる
- 顧客を呼んでイベントをしたい
VMDとは
VISUAL MERCHANDISINGの略です。VISUAL(視覚的効果)をMERCHANDISING(販売計画)に取り入れるということです。
よくディスプレイと同一視されますがディスプレイはVMDの手法のひとつにすぎません。ディスプレイ、レイアウト、商品陳列、POPなど多岐に渡ります。VMDはアパレルだけでなく、店舗を持つ小売業でもとても重要なものです。
ECが台頭する時代に実店舗の価値向上を図らなければ、お客様から支持されず、必ず淘汰されていきます。
小売業の悩みにも解決できることが多くあります。
VMDとディスプレイの違い
「VMDって要するにディスプレイのことじゃないの?」
と思っているかたもいるかもしれませんが、VMDとディスプレイは違います。
- VMD:お客様の視覚に訴えるマーケティング手法、仕組み
- ディスプレイ:VMDの考え方をもとに、売り場で商品を並べること
という違いです。お客様を呼び込み、購入というアクションへ誘導する考えるのがVMDで、考え出されたものを実際の売り場に反映するのがディスプレイと言うことも可能です。
VMDのほうがより大きな視点で考えるもので、ディスプレイはあくまで売り場の陳列について考えるものとも言えます。
■VMDの展開に欠かせないAIDMA法則
「VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)」
現在、しきりに話題となるVMD。VMDは売り場づくり・ディスプレイ作りを通した店舗でのマーケティング活動です。
ブランドの魅力を最大限にアピールし、カラーや配置のセオリーに則った商品や什器の配置、レイアウト構成を戦略的に実施し、売上を上げることを目指します。
具体的には、エントランスをお客さまが入りやすいようなつくり、店内を回遊しやすいよう什器を設置、商品を手に取りやいすように商品を陳列するなどです。
目的は、お客さまを商品購入へと導きます。
AIDMAは、購買に至るまでの消費行動の流れを示しています。AIDMAという言葉自体は、各プロセスの頭文字を、行動の流れに沿って組み合わせた言葉です。
商品やサービスを知る、という最初の段階です。店の前を通る人の目を引き、店舗の存在を知らたり、店頭演出やショーウインドウのディスプレーがこの役目を果たします。
■感情段階1:“Interest(=インタレスト・興味)”
好奇心を掻き立て、店内へと誘導します。ショーウインドウやステージがこの役割を果たします。「いいかも」「面白そう」と、関心を持ってもらう工夫をしなければいけません。
■感情段階2:“DESIRE(=デザイア・欲求)”
「必要だ」「役立ちそうだ」と思ってもらえるように、ニーズを実感してもらう働きかけが必要になります。店内奥へと誘導し、商品をくまなく見てもらうことで欲しい商品や新しい商品の発見にもつながります。
■感情段階3:“Memory(=メモリー・記憶)”
お客様が商品購入を迷ったり、ためらっている理由を解消します。「やっぱりほしい!」と感じてもらえるような、記憶を呼び起こす工夫をしなければいけません。
■最後に行動段階:“Action(=アクション・行動)”
「やっぱり欲しい!」など、“買う”という行動にかられるような機会を与えます。